病院で検査をしても、むくみの原因が見つからない。そんな時はここをチェック。

全身のむくみが気になる。
病院でみてもらったけれど、特に問題がなかった。
そんな時、チェックしたい部分についてお話ししますね。
鎖骨の上
鎖骨の上部分は、リンパの最終地点があります。
身体中から集まったリンパは、内頚静脈と鎖骨下静脈が合流する「静脈角」という部分から、静脈に流れ込みます。
赤丸の部分です。
全身のリンパはどこに流れていくのか?
赤い線の部分で、左右どちらの静脈角に流れるのか分かれます。
右上半身は、右の静脈角へ。
左上半身と両下半身は、左の静脈角へ流れます。
左側の鎖骨上がぽってりしていると、左の上半身・両下半身がむくみやすくなります。
特に左右の腕を比べ、左側の方がむくみやすいと感じるのであれば、左の静脈角への流れがうまくいっていないと考えられます。
実際みるとこのような感じ
こちらの女性は、全身のむくみっぽさが気になっていました。
病院で検査してもらうも、特に問題なし。
事務仕事で肩こりがひどく、特に左の筋肉の張りが強かったです。
鎖骨上のくぼみも、左側の方がわかりにくい。
よく聞くと、腕のむくみは左の方が強く感じる、とのことでした。
左の静脈角部分での流れが悪そうですね。
施術の注意点
この場合、脚や腕がむくんでいるからといって、むくんでいる部分にアプローチしても変化は薄いです。
まず、首回りの筋肉を緩めます。
正常な筋ポンプの働きが戻るだけで、リンパの流れがよくなる場合もあります。
その後、首回りからドレナージを行っていくと、すっきりしていきます。
まとめ
病院で調べても、原因がみつからないむくみ。
そんなときは、鎖骨部分をチェックしてみましょう。
もしそこがネックになっているのであれば、首回りのアプローチをするだけで、むくみが軽くなることもありますよ。
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