妊娠中はむくみやすくなります。
なぜむくみやすくなるのか?どう対処すればいいのか?は、こちらの記事を参考にしてください。
余分な水分は、重力の影響を受け、下に落ちて溜まります。
むくみを解消するための方法の一つ、弾性着衣。
中でも、着圧ソックスを履く方が多いのではないでしょうか?
妊娠中、着圧ソックスを選ぶときに注意したいこと
市販の着圧ソックスは、素材が化学繊維で、ガサガサした生地感。
このガサガサ感が少しネックになってきます。
なぜなら妊娠中は、体に黒ずみが起こりやすい状態になっているからです。
妊娠中、体に黒ずみが起こりやすいのはなぜか?
妊娠中は妊娠を維持するため、ホルモンバランスが変化していきます。
特に20週からエストロゲンとプロゲステロンというホルモンは、急激に分泌されます。
それらのホルモンはメラノサイトを刺激するため、メラニン色素が増え、色素沈着が起こりやすくなります。
実際にあった一例
妊娠中、脚のむくみが気になり、リンパドレナージに来られたお客様。
市販の着圧ソックスを履いていたら、足の甲部分が黒ずんできたそう。
使っていた着圧ソックスは、生地がガサガサしたもの。
特に足部分はむくみでサイズ感も合わず、履くときに擦れてしまっていたそう。
それが刺激になってしまったのでしょう。
どのような着圧ソックスを選べばよいのか?
妊娠中は、肌への刺激により、黒ずみが生じやすい状態。
そのため、生地が滑らかなものを選択するとよいと思います。
装着時に皮膚への刺激になりにくいものですね。
できればコットン素材を含む、肌当たりがよいもの。
医療用のものは、市販のものと比べ倍くらいの値段はしますが、生地は非常に滑らかで、圧もしっかりしています。
まとめ
妊娠中に起こりやすいむくみ。
妊娠中はホルモンの量が変化することで、黒ずみやすくなっている状態。
身に付ける弾性着衣は、皮膚への刺激になりにくいものを選びたいですね。
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