むくみだけでなく、体そのものの力を引き上げるために

冷えによるむくみを感じる方は、まず体を温めることが重要です。

食事や運動、またリンパマッサージでも血流をよくすることは可能です。でも、さらにプラスして体の芯まで温めることができたら嬉しいですよね。

目次

体温が上がるとどうなるのか?

体温が1℃上がれば、免疫力は5〜6倍高まります。代謝は13〜15%上がります。

むくみがスッキリするだけでなく、自分の体そのものが持つ力を引き上げることができるのです。

冷えに悩む方やがんの方と関わることが多いことから、そのように考えるようになりました。がんになった方に話を聞くと、体温が低かった方が本当に多いのです。ストレス・睡眠不足も多いです。これらはすべて、血流に関係します。

一番いいのは病気になりにくい体を作ること、もし病気になってもやっつけられる体を作ることだと思います。

とはいえども、巷にある色々な温熱機器。このなかで一番効果的なものは何か。やっぱり自分がこれっ!と思うものをオススメしたいですもの。

というわけで、いろいろ体験してみました。

湯たんぽの温熱効果

これは温かいですが、熱は2cmくらいまでしか届きません。表面を温めるものです。

できれば深部を温めるものがいいんです。

高周波の温熱効果

周波数は70000Hz。パッドをお腹部分に当てて行います。使ってみると温かいなーと思いました。しかし、メーカーさんに話をお伺いしたら、こちらは体の表面を温めているとのこと。分かりやすく言うと、乾布摩擦を全身にしているような感じのようです。

超短波の温熱効果

周波数は27,000,000Hz。こちらもパッドを温めたい部分に当てます。10分くらいすると体の奥からじんわり温まってきます。いままでにない感覚!

こちらは体の深部まで熱が伝わる周波数だそう。筋肉や内臓を温めたい時はこちらの方がよいそうです。

確かにこれが終わった後、胃腸の働きがよくなったせいか、食欲が増します。また、腸にガスが溜まります。

ラジオ波の温熱効果

周波数は500,000Hzこちらは電流が流れる導子にジェルをつけ、温めたい部分をマッサージしながら加温していきます。

これも奥からじんわり温まる感覚で、めちゃくちゃ気持ちいいです。また、色々な箇所をマッサージしながら行うことができるのもメリット。こちらも深部を温めます。

終わった後も温かさが持続していました。そして、やはり胃腸の働きが良くなるせいか、食欲が増します。腸にもガスが溜まります。

温熱機器にもいろいろあるのですね・・・。久々にHzがなんだったか調べたりしました。

まだ導入するものは未定ですが、楽しみにしてくださいね(^ ^)

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この記事を書いた人

牧原 広実のアバター 牧原 広実 理学療法士、リンパ浮腫保険診療士

愛知県蒲郡市出身。
理学療法士21年目。
日本リンパ浮腫学会所属。リンパ浮腫保険診療士。
リンパ浮腫の患者さんとの出会いをきっかけに、むくみの勉強を始める。
むくみ専門クリニック、弾性着衣メーカーの勤務経験あり。
むくみのケア、慢性的な痛みのアプローチが得意。

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