アウトプットすることでわかった、理解を深める近道

自分が質問した時に、先生から

「いい質問ですね。今までそんな質問をされたことはなかった。」

と言われると、めちゃくちゃ嬉しいですね。

いい質問かどうかはさておき、質問って、聞いてそうなんだ、と思っただけでは湧いてきません。

ブログや実際のリンパ浮腫の方に、情報をアウトプットするようになり、ようやく

「あれ?そういえば、これはどうしてこうなんだろう?」

と疑問が湧いてくるようになりました。

教わっているときは、なんとなく理解したつもりになっていても、発信するようになると曖昧に理解しているところが浮き彫りになってわかってきます。

 

水曜から土曜日までの4日間、京都で医療リンパドレナージの研修に参加していました。

この研修を受け、理論・実技に合格すると、リンパ浮腫の施術ができるようになります。今回は復習のための参加でした。

初めて受講したのは5年ほど前。その時は、リンパ浮腫についての知識は全くありません。

整形外科で担当した患者さんが、ひどい下肢リンパ浮腫で、がんの手術の後はこんなに硬くむくんでしまうのね、という程度の認識でした。

そのため、初めて受講した時は、文字面が頭に入っているだけだったと思います。とにかく、教わったことを頭に入れるという感じ。

疑問が湧いてきたのは、その知識を使うようになってから。

「あれ?なんだっけ?」「これってどうしてこうなるんだっけ?」

ということが、意外に多いことに気づきました。

なんとなく、わかった気になっていただけだったのです。

 

また、アウトプットすることで、自分が伝えたいように伝わっていないケースがあることにも気づきます。

どう表現すれば伝わりやすいのか、すごく考えさせられます。

まだまだ下手くそですが、これも練習ですね。

 

 

自分なんかまだまだ、と思っていましたが(いまでも思っていますが)、いまの私で伝えられる部分はあります。

ちなみに今回の研修では、今日まで明確に答えを出せなかった事柄を、全て解決してきました。またシェアしますね。

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この記事を書いた人

牧原 広実のアバター 牧原 広実 理学療法士

愛知県蒲郡市出身。
理学療法士21年目。
リンパ浮腫の患者さんとの出会いをきっかけに、むくみの勉強を始める。
むくみ専門クリニック、弾性着衣メーカーの勤務経験あり。むくみや慢性的な痛みのアプローチが得意。

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