症状はでていなくても、体の中で何かが起こっていることもあります。
先日、慢性子宮内膜炎の検査をしました。
子宮内膜をとって、病理検査に出すことで診断がつきます。
ちなみに、子宮の中をカメラで見る「子宮鏡検査」はキレイですねー!といわれ、特に問題なしとされていました。
生理周期も基本一定ですし、トラブル的なものはなかったのです。
いざ、結果を聞いたら、強陽性!
私の子宮内膜ちゃんは、バッチリ炎症していたのです。
自分では気付かなくても、体の変化が起こっている場合もあるんですね。
がんの手術で、リンパ節をとった場合
がんの手術でリンパ節をとってしまった場合、むくみが出ていなくても「潜在的なリンパ浮腫」といわれています。
今は表に出ていないけれど、いつ・どんなきっかけで、リンパ浮腫が発症してもおかしくない状態。
これをすれば絶対にリンパ浮腫にならない、という方法は残念ながらありません。
しかし、
・どういうことに気をつければいいのか?
・むくんできた時に、どのように対処すればいいのか?
について知識があれば、必要以上に不安になることはありません。
がんの手術でリンパ節を取った場合、気をつけたいこと
衣類の局所的な締め付け(指輪、下着など)
疲労(介護、孫の世話、引っ越しなど)
皮膚の傷つき(庭仕事、虫刺され、皮膚の乾燥)
体重管理
などがあります。
注意点を踏まえた上で考えたいこと
手術後に気をつけたいこと、として数点挙げました。
でも、介護など避けられないこともありますよね。
そのような場合、
・なるべく休む時間を作る
・深呼吸をする
・簡単にできるセルフケアをする
など、できることをすればいいのです。
人に任せられることは、お願いしてしまってもいいですよね。
まとめ
むくみが表に出ないうち、軽いうちに対処すれば、ひどいむくみにはなりにくいです。
知識があれば、必要以上に不安になることはありません。
ひどくなってから慌てるのではなく、ひどくなる前に対処できるといいですね。
セミナーのご案内
内容
・ むくみについての基礎知識
むくみはなぜ起こるのか? ドレナージの方法について
・ 実践
実際にセルフドレナージを行っていきます。
・ 体重管理について
・ 弾性着衣についての考え方
・ 頭で考えたことは体に影響する?簡単な実験で検証!
日時:2017年12月16日(土) 13:00〜15:00
場所:メディケアリンパセンター
府中市紅葉丘3−47−53
(西武多摩川線 多磨駅 徒歩6分)
会費:2000円
参加について:乳がんの術後のリンパ浮腫の方
人数:4名程度
セミナー後はシェア会(という名のおしゃべり会)します。 17:00頃まで
※主に上肢リンパ浮腫についてのお話しになります。 実際にドレナージを行うので、動きやすい服装もしくはお着替えをお持ちください。
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